本日の絵本2
「マッチ売りの少女」
所要時間約10分。せめてタイトルは暖色にしてあげたくなったので赤に
朗読は岸田今日子さん。
「憐れまないで」という女の子のセリフに、
「あなた達に涙を流したり憐れむ権利はナイ」と副音声が聞こえた気がするのは
岸田さんの鬼気迫る朗読のたまものか、それともワタクシのヒガミ根性のなせるワザか。
幼い頃、兄の為に揃えてあった「世界の童話」とか言う12冊の分厚くて大きな絵本。
それはその番号を1年に見立てた季節の絵や物語で。
とてもキレイだった。
でも実際に何度も何度も熱心に見入ったのはワタクシの方で。
どんなお話が入っていたのかはもう忘れてしまったのだけれど、
12月が一番のお気に入りだったコトは覚えている。
あまりに夢中になったのをみて、ワタクシにも別の絵本集を用意してくれた。
買ってくれたのかどこかでもらってきたのか不明。裕福な家庭ではなかったので
どこの出版だったかは記憶にないのだけど、物語のレコ−ドがついてた。
知恵と協力でなせば成るのお話「ブレーメンの音楽隊」が特に面白かった。*1
さて、マッチ売りの少女。
なんだかクリスマスの日のお話だったように記憶していたのだけど
大晦日のお話だったのね。ナント記憶の曖昧なコト。
お時間のある方は楽しんでくださいませ。