お針子 作業部屋

  帰国したお針子です

恒例!年末シカゴ旅行 1

25日から出発する予定でいろいろと計画を立てた。

シカゴで毎年やっているクリスマスマーケットに行きたかったが、24日で終了だったのと、今年の冬は暖冬でおそらくマップの指し示す通り往路に必要な時間は3時間半くらいと思われるゆえ、25日の朝はゆっくり起きてゆっくり出発するコトにした。

近頃お疲れ気味なオットはホテルに放置してでゆっくり休んでもらい、ムスメと二人で歩き回る旅なんである。


一日目の夜
夕食・シカゴの牛角で焼き肉 → 高層ビルからの夜景(Skydeck Chicago)
(食事は3人で、ごちそうさまの後からの移動はムスメと2人)



タンが好きなのに、ミシガンでタンを食べたことがない。
*1
大喜びでタンを別に注文して食べた。
日本人なのか日系なのかは不明だが、最初は英語で対応してた日本名の女性が二度めに注文を取りに来た時は日本語だった。
多国籍な社会でこの時世ゆえ、客の人種を間違えるのもご法度なのだろう。

入店が少し早い時間だったので、ハッピーアワーメニューなるものがあった。
どちらかというと少食なワタクシとムスメなので、2人以上で注文できるコースに一人分のご飯とみそ汁を付けてもらった。
3人だからとデザートのスモアを一人分サービスしてくれた。
心遣いに愛を感じる。
お礼を込めてチップ込みで120ドル。
オットはビール、ムスメはラムネを飲んで肉食べてこの値段なので、大変満足。

実はこの日、夜にムスメと二人でミレニアムパークのスケート場に行く予定でスケート靴を持参していた。
17:40くらいに牛角を後にして向かったのだが、25日だったためにリンクは16:00で終了だった。(着いたのは18:00くらい)
たくさん人が居るのに誰も滑ってないので製氷中かと思い、しばらく待っていたが一向に開始されないのでリンク入り口に向かうと16:00終了って書いてあった。
ネットで営業を確認してきたのに、終了時間まで見てなかったアンポンチン・・・

スケート靴2つ抱えて、折角20分歩いてきたのに残念過ぎる!と公園をウロウロして撮った写真がこれ。

ミレニアムパークで有名な物と言えばクラウン・ファウンテンとビーン
昨年一昨年と見れなかった「顔」が今年ようやく・・・
ファウンテンの名の通り夏場はザブザブになるらしいが、冬なのでてっぺんからも口からも出てない。

で、明日の夜に行くはずだったスカイデッキに予定変更。
雲一つなく夜景も期待できるお天気だったので。

ミレニアムパークから、使わなかったスケート靴を抱えて歩いて25分ほど。
スカイデッキは20:00までだったのだけど、19:10頃にチケット売り場に。
ここでは荷物検査がある。
スケート靴の刃には2足ともカバーを付けて、トレーダージョーズのお買い物袋に放り込んで持ち歩いていた。
ワタクシのスケート靴のブレード部分がチロッと覗いていて、プラスチックの白いカバーだったのでスケート靴に見えなかったのか「刃物はアカン!」と止められた。
しかし全容がスケート靴と分かると「行って良し!」となった。
コレで此処も入られへんかったら、悲しみに暮れるトコでした。

閉館間際で待ち時間ゼロ。
どこもスイスイ進めて、カメラポイントを独り占めできる時間も長く、閉館間際はおススメかもしれない。


Skydeckはウィリス・タワー(元シアーズタワー)という高層ビルの103階の展望室の名称。

西側の一部分の床はガラス張りで、足下のシカゴも。
この部分は外面に、床を含めた全面ガラス張りの展望台で「ザ・レッジ」(The Ledge) という別の名称の様子。

二日目
フレンチマーケットでブランチ → 閉館までシカゴ美術館 → 日暮れからミレニアムパークでのスケート → 夕食・シカゴ味噌屋でラーメン
(くどいようですが、食事は3人で、ごちそうさまの後からの移動はムスメと2人)

フレンチマーケットは以前から行きたかった場所。
宿泊ホテルから歩いて30分くらいの距離で時間の余裕もあったので、今回ようやく行くことができた。
Metraの高架下にあるマーケットで、屋台村みたいなかんじ。
写真撮るのをすっかり忘れていた。残念。
朝ご飯付きのホテルにしていたので、朝食を早めに軽く済ませてから出かける準備をして早めの昼食なら混み合う前で丁度良いかな?と。

その後、シカゴ美術館に行くためにフレンチマーケット近くのクリントン駅からループに乗る。初ループ!!

神戸のモノレールみたいな感じだが、いつも下から頭上のレールを眺めていたので、めっちゃ嬉しい。

初乗り3ドルのチケットのハズ。
買い方がわからず券売機の前でムスメと二人で凝視してたら、ドレッドヘアのおねーちゃん(たぶん駅員。恰幅よし)の天の助けで「どしたん?」って聞いてくれた。
買い方教えて欲しいん、と伝えると「どこ行くん?」「何日居るん?」「今回しか使わんの?」の質問に答えて、無事3ドルのチケットに辿り着く。
普通に一番右の一番上のボタンだったが、観光客の多い土地ゆえに周遊券みたいなチケットも券売機で販売されててわかりにくいんである。
知ってるヒトには造作もないコトなのだろうが、おのぼりさんにはなかなか高いハードル。
ようやく乗れたループでは、おのぼりさん丸出しで車窓からいっぱい写真を撮った。

参考にした乗り方・買い方
https://www.howtravel.com/north-america/us/chicago/chic-access/chicago-ctatrain/


シカゴ美術館では浮世絵展をやっていた。

主に歌舞伎役者の絵姿で市川家の物だった。他にも芸妓さんの絵姿とか、どこぞの小町娘とか。

ここはフラッシュたいたり他人に迷惑をかけなければ写真撮り放題の美術館なのでウレシイ。
姪がナイトホークス(Nighthawks)が好きだと言うので、絵の写真を撮ろうと探したがどこにも見つからず。
昨年来た時はあったのだが、姪が好きだと知らなかったので。
(もしかして米津玄師の歌の影響かもしれないが、スタローンの映画の影響ではないと思う。生まれてなかったし)

係員のおねーさんに「ナイトホークスはどこでっしゃろ」と訊く。
おねーさん、大きなアクションで
「あー、残念やな。今無いねん。先週○○(聞き取れず)に行ったわ。還って来るんは一月末や」
とオキノドク感を示してくれる。
ありがとう。それだけでも気が済んだわ。

シカゴ美術館はイリノイ州民だと日時限定で無料公開されてたり普段でも大きく割引されてるが、他州からだとそこそこお高い。
学生は別の割引があるけど、昨年来たときは知らずに大人で買ってしまった。
今回は前日にSkydeckとの二箇所割チケットを購入したのだが、実はこれも学生割引があったのに知らずに大人チケットを購入してしまったので、収支的に全然お得ではなかった。
「思い出プライスレス!」ってコトで。

スケートは、ムスメと二人だと荷物の番人がいないのでワタクシは滑らず。
ロッカーもあるにはあるが、いっぱいで使えないコトの方が多そう。
ムスメが楽しそうだったから良し。

*1:聞くトコロによると あるお宅はタンが舌の肉塊状態で売ってるのを見かけた時にすかさず買って、所有のスライサーでpeper thinくらいの薄切にして、タン祭りをするとか。
どの赴任家庭にもあるBBQコンロもない我が家にはスライサーもない。(100ドルくらいで買える)
毎日使うものならいいが、年に一度か多くて二度しか使わないだろうし、分解して清潔に洗浄保管しないといけないと思うと面倒で・・・
薄切り肉は好みの厚さにスライスしてくれるButcherを紹介してもらえたので、薄切り肉の売っていないアメリカにおいても困ってないし。