お針子 作業部屋

  帰国したお針子です

GWも帰省しましたが。

ずいぶん日記をさぼっておりました。
早くもGW最終日ですね。
我が家の今回の連休は、実家に米を貰いに帰省してました。(米農家なので)

前回の春休み帰省は爆弾低気圧と言われた、あの日。
今回の帰省も低気圧と共にw
そして、またもやスンナリとは三重に入れず、もう憑いてるツイてるとしか言いようがない。


県境は山間部を越えて入るのだけど、神戸方面からは大まかに分けて
大阪奈良方面か、京都滋賀方面から入る2ルート。

事前に「名阪国道(大阪奈良ルート)は通行止め」の情報を得ていたので
新名神(京都滋賀ルート)で行くコトに。

大阪の茨木を過ぎた辺りでハイウェイラジオから聞こえてくるのは何やらイヤな雰囲気で。
「…続きまして新名神、土山から亀山まで通行止め…云々」
なんですと〜!!!
車内騒然。
(ムスメは寝てたから、オットと二人で大騒ぎ)

どうする?って言われても、
ぐるっと大回りして名古屋から入るか、手前で降りるしかなく、
降りたら降りたで県北西部の山間部を越えていく地道に明るいわけでもなく。*1
とりあえず持参していたミニPCをEM接続で現況からの最善を模索しようと試みるも
山間部走行中だったので、いちいち時間がかかる。
そうこうするうちに、最終判断をせねばならない地点に達してしまった。


えいやっ!と滋賀県内で高速を降りたものの、伊賀方面に向かう道は大渋滞。
都市部 大阪−名古屋間のアクセスが、あっちもこっちも通行止めなんだから
回り込むための道路が混み混みなのは、考えたらそりゃ当然で。

しかし現実は想像以上。なかなかすごい状態。
相互通行せにゃならんくらいの細道に、他府県ナンバーの車列が途切れることなく延々と。
普段は控えめな交通量に違いない細道を、でかい貨物トラックが行きかうとか、
幅よせし過ぎたのか側溝に脱輪しちゃってる車とかもあって、
普通ならあり得ないよね〜って話してるうちに、なんだか脳内が興奮状態に。
外は雨。じわじわ進み続ける車列。車内は妙なハイテンション。


ジワジワぞろぞろと進行し、伊賀のドライブインまでなんとかたどり着いたのは深夜。
しかし、そこから先はまた通行止めの暗雲。
通行止めになっていない大阪方面へ少し戻って、再度滋賀に回りこんで一号線で三重を目指すか、
もしくは少し戻ったとこから山間部163号線を三重中部方面にひた走るか…
いずれにしても、
ここに至るまでと同じような渋滞や、夜間の細道ヒヤヒヤ走行は続くだろうというコトは明らかで
なにがなんでも今夜中に着かねばならないワケでもなく、もう疲れちゃっていたワタクシ達は、
ただただ静かに「・・・寝よか・・・」と。

それでもやはりトイレや補給は必要。
だけども、たどりついたドライブインは夜間は閉店。
しかもトイレは店内にしかなくて。
街灯も控えめな近隣で、敷地建物内の非常灯だけが薄青く光っている状態だった。

雨の夜間、通行止めの為に立ちんぼしている道路公団?の職員さん達は*2
合羽着用の上に非常灯を持って、立ち往生する車の水先案内もしてくれていて、
たどり着いたドライブインにトイレがないコトを伝えると、最寄りの道の駅を教えてくれた。


安心して休憩するために、今度は名阪を大阪方面に走る。*3
ほんの5分。道の駅 伊賀に到着。
ココはトイレもコンビニも24時間開いてて、何より明かりが灯っていた。
行くことも戻ることもできないドライバー達が夜を明かすために、次々とやってくる。

明るい。ただそれだけで、なんて安心するんだろう・・・

結局、道の駅 伊賀で夜明かしをした。名阪は未明に再開したようだった。
顔を洗ってコーヒーを買い、夜明け前の明るさの中 実家を目指す。
開けてみれば、通れなかった伊賀から関まで それこそたった15分か20分くらいの距離だった。


春休みに続いてのこの状態。*4
何かの大きな意志に弄ばれているのかもしれない。
きっと普段の善行が足りてないのだわ。墓参りしなきゃ!

・・・と、着いた日は思っていた。

今、気付いたのだが。
春休みは「GWにもくるから」って墓参りしなかったのに、
今回もしないまま神戸に戻ってきてしまったわっ!鳥頭炸裂!!
ご先祖様、お許しください。(><)
お願いだから、次の帰省時はすんなり三重に入れますように〜〜〜

*1:わが実家は中部。免許取ってすぐに関西に出ちゃったから、三重県内の道路事情にはちっとも明るくない

*2:雨の中ずっと立ちんぼで、大量に押し寄せる難民?への対応に追われていた。ホントに御苦労様でした。まったくもって有り難い話です

*3:名阪は通行止めだと聞いてたのでわざわざ新名神で来たのに、結局同じ所で止まってる間抜けっぷり

*4:実は数年前の冬に大雪で同じ目に遭っているのだが、そんな前のコトは鳥頭なのですっかり忘れていた