お針子 作業部屋

  帰国したお針子です

自由研究2 の 1日目

8月6日
京都北山にある京都工芸繊維大学にて、「ロストワックス法による鋳物の製作」と言う体験実習を受講。
夏休み体験と銘打って毎年様々な講習を開いておられる様子。


この講義は参加要件が「二日連続参加出来る人限定」なので、当然2日間京都に通うコトになる。
自宅は神戸市内だが、明石市(神戸市の西隣)に接する地域なので、そこそこ小旅行である。
いっそのこと泊りで・・・とも考えたが、ムスメは夕方から三宮で夏期講習なんである。
実は4日のオープンスクールも京都方面だったので、今回の帰省は京都尽くし。
なんでこんな日程組んだかな・・・と己を恨みつつ、6日7日と北山に向かう。

ムスメはもともと知らないところに行くのを嫌うタチなのだが、びっくりするほど方向音痴で、いまだに神戸三宮ですら迷う。
土地勘のない場所は迷子になってしまうこと請け合いであり、今回は時間制限のある日程でもあるので往復を送り届けるコトに。

ムスメを大学まで届けたら、ワタクシは午後4時のお迎えまで京都散策である。

歩いて一乗寺まで。

初めて叡山電鉄に乗った。

画像は出町柳駅

一乗寺のホームにある改札?が独特で使い方がよくわからず、地元民らしき女性に乗り方を尋ねる。
「ここ(改札?)で電子マネー使えますよ。あっこで切符を買ってもええし、乗ってから降りる時に小銭で払ってもええし電子マネーも使えます」

何てフレキシブル!イケてる叡山電鉄!!

で、行きたいとこはどこですか?と聞かれたので三条であると伝えると、
「そやったら出町柳で降りてください」
丁度電車が来たので礼を言って乗り込む。

教えて貰った通り出町柳駅で下車して、三条に向かう。
本来ならここで京阪電鉄に乗り換えて行くべきだったのだろうが、ホームを出て見当違いの方向に歩きだしてしまっていたこともあり、時間があるので歩いて行ってみようと思い立つ。
電車なら3〜4分だし、と軽く考えていた。

この日の京都市内の最高気温36.1℃
帽子も被らず日傘も持たず、炎天下の鴨川沿いをぶらぶら歩くこと40分。(最初ちょっと迷った)
持っていた水はすっかり体温くらいになってソレも飲み干し、周囲には自販機も見当たらず、しまいには汗も出てこなくなりコレはヤバいと思いつつ、目的地を目前にようやく自販機発見。買ってはみるモノのひとまず座れるお店にと逃げ込む。
暖簾をくぐると同時に、普通なら「いらっしゃいませ」と来そうなものが、
「お客さん、だいじょうぶですか?!」
と声を掛けられる。

「こっちにどうぞ、まずは水でも飲んで」とすぐに冷たい水を出されて一気飲み。
冷房の効いた店内で水を飲んだ途端に、滝のように汗が流れた。

とりあえず注文・・・と思い、日替わりを注文する。
「お水どうぞ」と空になったコップに何度も水を注いでくださる。

何杯かお代わりし、ようやく人心地付いたので「出町柳から結構遠くて」と言うと「出町柳から歩いて来はったんですか?」とびっくりされ、「お顔真っ赤で入ってこられたんで、びっくりしました」と水を何杯も注いでくれた理由を告白された。

入ったお店はコチラ。

お食事ほうざん 
https://japanese-restaurant-1045.business.site/

お食事はとても上品で美味しかった。この日の日替わりは「鮪丼」
アボカドと一緒に叩いてあり、熱中症一歩前のワタクシでも全部食べてしまうくらいのあっさりしたまろやかな甘さ。
体調万全の状態で食べたかったなぁ。
お腹もいっぱいになり体調もソコソコ戻ったので、御馳走様と気遣ってくださった礼を言い、店を後に。

目的地はまつひろ商店。
http://matsuhiroshoten.com/

ここで男性用扇子入れの口金を購入。どんな布で仕立てようかなー。
また具合が悪くなっては大変なので、散策の終わりは電車で北山を目指す。

15時20分 大学に到着。
終了時間を待ち、ムスメをピックアップして地下鉄→JRで三宮に向かう。
17時15分 三宮に到着。
夏期講習にダッシュ

明日も大忙しの一日だ。