お針子 作業部屋

  帰国したお針子です

で、実は・・・

昨日11月25日。
神戸マラソン大阪マラソンの交通規制が各要所で行われる中、
ワタクシは、マラソンとは関係ない奈良と京都の境あたりにおりました。

神戸の折り返し付近は、朝8:00〜17:00まで交通規制区間なので、
海側で、折り返し付近の東西交通は高速道路か旧神明しかありません。
我が家にとって旧神明はどこに行くにも通らねばならない生活道路です。

で、混み混みになる前に家を出て、京都府相楽郡精華町にある、けいはんな記念公園へ行こう!と。
紅葉の季節でもあるし、オットも最初はノリノリだったハズなんですよねぇ。

土曜日の夕方「大阪マラソンも明日か!?」と。
渋滞とか人混みとかの言葉に敏感なオット。
「・・・そーやで(^^;」と言うワタシの一言以降、言葉少なに・・・
彼の頭の中ではきっと、
交通規制であっちも渋滞こっちも渋滞で迂回迂回、
ようやく着いたら駐車するにも苦労してる自分を想像してたのでしょう。
しまいには「・・・行かんとダメ?」と。(^^;

まぁ、そう言うならしょうがないので、結局ワタクシとムスメの二人でお出かけ。
電車とバスを乗り継いで3時間。往復6時間の日帰り旅行ですな。
(車だと交通規制の渋滞を考慮せず、1時間半くらいかなぁ)
車で行っても良かったんだけど、2人なら電車の方が安上がりだったし
先日、奈良国立博物館に行って以来、ムスメは奈良が大好きなんで*1
奈良周りの電車での移動もまた楽しかろうと。

最寄り駅まではオットが送ってくれました。
休日の朝だというのに、三宮方面への地下鉄は混みまくり。
きっとマラソンの応援部隊なんだろうな〜。
三宮が混雑してるのはいつものことなんで、割愛。


ここ数年、よく利用してるのは阪神の奈良行き。
近鉄阪神が相互乗り入れしてるので、阪神三宮から直行で近鉄奈良まで行けます。
実家が三重のワタクシ、超便利な一本。 *2

三宮の始発から乗ってるから1時間半ずっと座れて、ムスメの機嫌も上々。
生駒からの大阪の眺めは絶景でした。
「あぁ、あそこをみんな走ってるんだろうなー」とか思いつつ。

大和西大寺京都線に乗り換えて、最寄り駅に到着
ココです。「しんほうその」 
漢字で書いてあっても絶対読めない自信があります。

これって難解漢字に入ってるハズ。(^^;


こっちはお隣のJRほうその駅
漢字はこう書きます。「祝園」


ここからバスでけいはんな記念公園に向かうのですが、駅員さんに歩いていけるかを尋ねたら
「30分くらいかかると思いますよ」と。
バスが行ったばかりで25分くらい待たねばならず。
タクシー乗り場は一台も止まってないし、歩いて30分の道のりが
ワンメーターのハズもない。

まっとる間に行けるやん。イコカ??となった時、同じ年代くらいの女性がバス停に。
バス通りはアレですかね?と尋ねると、「私も初めてなんです」と。
目的地は同じ場所の様子。
その時、空車タクシーが・・・
思い切って言ってみた。相乗りしませんか?(^^;

料金890円。
ムスメも乗ってるので500円出したんだけど「割り勘に」と。
なんか図々しい気もしましたが、お言葉に甘えさせていただきました。
そして「声掛けてくれて助かりました〜(^^)」と
にこやかに10円多く払ってくださいました。
こちらこそ有難かったです。

乗ったタクシーのおっちゃんはかなり無双な状態で、
「お客さんを無事おろさなアカンから」と歩道を突っ走ったりするも無事到着。
小旅行の記念としての思い出にはかなり強烈でした。
女性とはそこでお別れ。


我が家を8:30に出発し、目的地に到着したのは11:45。
けいはんな公園は雨あがりだったのか、
地面コンディションはあまり良くなくてところどころぬかるんでたし、
ほぼお昼になっての到着だったので
商品も目玉っぽいのはずいぶんなくなっていたに違いないんだけれど
ムスメ大興奮!

とりあえず端から全部見て回りました。
ここ最近よく購入させてもらってる奈良のお花屋さんのお店もありました。
(到着が遅かったからか、既に商品は品薄・・・)
何年か前に別の手作り市でワイン箱の木工品を購入した福井の雑貨屋さんも出店しておられて、
今回はペンキの塗り方などを教えてもらいました。*3

好みのお店もそうじゃないお店もたーくさんあって、一回りするのも大変。
でも、どのお店も工夫された展示で、普通に見たら錆びだらけのガラクタ?なモノも
おしゃれに見えてくるから不思議だなぁ。(^^;

近頃一生懸命になってる空き缶リメイクに貼り付ける何か良い材料はないかと物色。
こんなん買いました。

1枚50円のアンティークなマッチラベル
箱に貼り付ける前の未使用品とのコト。
空き缶リメイクに使うと言うと、
「えっ・・・飾っておくという手もありますよ(;;)」
と、ちょっと悲しそうな顔をなさったので、コレはコレで別の用途を考えるかなぁー。

あと、革小物や材料を売ってるお店で蝋引きの麻糸。

糸巻きが革で作ってあってかわいい上にお買い得。

ムスメはここで革のキーホルダーと材料を購入。
模倣して自分でも作るつもりなのか、鼻息荒く材料を選び、
エッフェル塔のチャームをコレに付けたい!」と。(^^;
穴あける道具は貸してあげるから自分でやってみな、と言ったら
ニヤニヤしていた。や、そんな顔してもおかーさんは手出ししないよぉ〜。


一周ぐるりと回って、おいしそうなパン屋さんでパンとサンドイッチを購入しました。
ここのパンがあまりにもおいしかったので、オットへのお土産に塩パンをもう一つ購入。

http://www.alpenrose.jp/kec.html
いやー、ここの塩パン、ほんとに美味しかった。
岩塩ってものすごくコク?のあるお塩なんだなぁってわかる。
見つけたら即買いです。


産直の野菜のお店でハヤトウリ一個120円×2、
リンゴ農家さんのお店で無農薬のサンふじ(一キロ500円)を購入。
どれもお安い。
*4

写真は、どう撮ってもお店以外が写りこんでしまうので撮れないくらいのヒトヒトヒト。
大変盛況な手作り市でした。


さてそろそろ帰るか、と広い公園を横切ってバス乗り場に向かったのは2時20分くらい。
探してウロウロし、到着したのは2時半。
バスを待って二人でふざけてると、ムスメが「あっ!」と。

タイトル「おかーさんがふたり」
日の傾くのが早くなったので、2時半過ぎなのに、この影の長さ。


バスに乗って難読な駅新祝園に。ここからまた長い道のりです。
ちょっとウンザリしそうなもんですが、行きと帰りではなぜか景色も違うように見え
菜の花の時期ではないけれど、月は東に日は西に
生駒から眺める大阪市内はなんだか霞がかかったようで、幻想的でした。*5


滞在時間よりも移動時間の方が長くて、しかも帰宅時は戦利品を携えての移動です。
それはそれなりに疲れたのだけれども、ムスメと二人、案外楽しい道中でした。

オットにも塩パンは大好評だったコトを追記しときます。(^^)

*1:母の策略にまんまとハマっているムスメであります

*2:以前は、大阪か梅田まで出た後に環状線に乗り換え鶴橋まで行き、そこで近鉄線に乗りかえてました。平日だろうが休日だろうが、大阪駅を小さな子供連れで移動するのってかなーり大変です。夕方なんか特にみんな気が立ってるしねー

*3:今回は車じゃないから大物は買えません

*4:多肉植物のお店でちょっと個性的なセダム、ちっこいキンカンの実に吸い寄せられて連れ帰ったり、土に還る再生紙利用の鉢やラッピング紙を購入したりしたのは、また機会があれば書くことに

*5:写真撮ったんだけど月が薄すぎて写っておらず、ただの田んぼ風景になってしまった。残念