本日の絵本3・4
昨日、本日の絵本を書く前に今日になってしまった〜。残念っす。
昨日の‘今日の絵本’は
「ともしびの木」
所要時間17分程度でした。
お話はかなりファンタジー要素の強いモノで、ちょっと怖いような悲しいようなお話で
幼い子供向けではない難しさを感じましたが、とにかく挿絵が美しいです。
ワタクシ、島田ゆかさんの絵本の大ファンなのですが、
毛色が全く違っても、彼女の絵のようにいつまでも見ていたくなる挿絵でした。
ちょっと不安を掻き立てるような、影に魅力があるのかもしれません。
小松修さんのアートワーク
http://www.geocities.jp/anotherworld_036/treeB.html
薄ぼんやりとした不安が常にそばにあって、ともすれば自分を取り込もうとする時
ともしびの木が庭にあればいいのに。
今この世の中を、世界を、明るく照らしてくれればいいのに。
- 作者: 小松千明,小松修
- 出版社/メーカー: パロル舎
- 発売日: 2006/09
- メディア: 単行本
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本来の?‘今日の絵本’は
「月の人 なよ竹のかぐや姫」
所要時間は15分程度なんだけど・・・ナント‘つづく’なんですよぅ。
朗読は茶風林さん
マンガ大好きなのですけど、中でも特に大好きな作家さんが何人かおられまして
その中のお一人、清水玲子さんの「輝夜姫」(かぐやひめ)という作品があります。
彼女の作品の中でも一番の長編なのですが、まさにそれを思わす本日の絵本。
平たく言うと姫が生臭いのです。竹から生まれた人間ではないモノが生臭いってなんだ??
マンガの方は、生身の人間だったヒトがかぐや姫として様々な役割を担ってゆくワケですが
そらもう行く先々で血生臭いしキナ臭い。基本少女誌なので、それでも爽やかな風味は損ないません
最終的には・・・複雑すぎて一言では言えませんが、月は人を惑わせるってコトです。
- 作者: 清水玲子
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2008/05/15
- メディア: 文庫
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前半を聞いて「よく考えれば、かぐや姫って猟奇モノだな」と思い出す始末。
この感想は明日覆されるのか!
お時間のある方は楽しんでくださいませ。