お針子 作業部屋

  帰国したお針子です

神戸へ向かう

東京から実家に戻り、実家の車を借りて7月22日の午後には神戸に向かう。

新名神がワタクシの知る新名神とは経路が大きく変わっており、びびる。
実家の車はかなり古いナビなので、当然載ってない。(旧・新名神すら載っていない)
知ってたら事前に確認していたろうが、あんなに大きく変わったコトを知らずに乗ってしまった。
かつての旧・新名神伊勢道亀山から滋賀土山に向かい、大津から京都、高槻、豊中そして西宮方面に向かっていた。
こんどの新名神は高槻の手前までは同じで、そこから中国道方面に向かい接続する。宝塚や名塩を通って行くので見晴らしは抜群。
残念ながら、アテにならないムスメと二人なので進路表示を見逃すワケにはいかず、景色を楽しむ余裕は全くなかった。

画像は途中で休憩がてら撮った琵琶湖。
この時のワタシはこの先の道が大きく迂回することをまだ知らない。


7月23日以降、ムスメは三宮の塾で夏期講習受講と日本の同級生と会う約束等、予定続々。
ワタクシは病院回りと挨拶回りと家の掃除。
帰省期間中を滞りなく生活出来るよう整える為にバタバタと過ごした。

7月26日
学校関係の資料や情報を得るために、大阪に向かう。
大阪駅が大きく変わって以降、梅田が大きくなり過ぎていつも迷う。
目的地に真っすぐ向かうのも一苦労。

ワタクシのよく知る20年前の梅田が残ってるのは道路や少し離れた場所のビルくらいで、駅近辺は本当に全くの別物。
しかも、ようやく辿り着いたグランキューブに入居していた目的のお店は、既に閉店していた。
関西で唯一の店舗やったのにー。

その日の夜オットが遅れて日本に到着。
ムスメはこの日も夏期講習なので、三宮で塾に放り込んで伊丹空港まで車で迎えに行く。


7月30日
オットとワタクシは人間ドック。ムスメは友人と約束。
胃カメラは人気があってギリギリの予約では押えられない様子。よって今年もバリウムを飲む。
今年は飲む量が少なくなったらしい。

バリウム自体は飲むことに違和感は無いのだが、ゲップを我慢しつつ、ぐるぐる動く台の上を必死で自転する自分を客観的に思い描くとどうにも笑えてしょうがない。
そしてどんだけ我慢してても、息をするたびに鼻からの呼気で何かがス〜っと抜けてゆき、追加の炭酸を飲む羽目になるのだ。
昨晩から絶食しての検査に挑んでいると言うのに、これだけでもう腹いっぱいである。

検査を終了し、バリウムでいっぱいになったハズの腹を抱えて16時間ぶりの食事。
神戸のオークラの医療施設での人間ドックだったので、ランチ券が付いているのだ。
口の端に残るバリウムの白い粉を拭いつつ、レストラン・バーの階へ移動。

いくつかの指定レストランの中からワタクシ達が選んだのは、「寿司 はま磯」
カウンター越しにお寿司を握って出してもらうスタイルも、ランチ(券)だからこそ許される。

今まで食べてきたお寿司の中で、一番旨かったーーー!!!
海鮮尽くしの巻きがとにかく美味しくて、隣に座っておられるご婦人たちが「これ、お持ち帰りできます?」と尋ねた時、便乗しようと構えたら、
「生ものですので、承れません」
とのお返事。まぁそうだよねー。がっかりだけど納得。
お腹いっぱいとは量のコトだけではなく質のコトでもあると、この年になって知る。
眼福・口福・満腹なんである。


ランチは月替わりなので、同じメニューではないです。
https://www.kobe.hotelokura.co.jp/restaurant/hamaiso.html?menuid=7690