お針子 作業部屋

  帰国したお針子です

Got Talent

ムスメの高校のミュージカルを、先日観に行ってきた。

なんかなー。この敗北感。
手塚治虫さんの話だったか。
終戦後に観たアニメーションに衝撃を受けたと言っていたのは。

才能は至る所に転がり、みんな違ってみんな良いを実現する社会。
協調して力を合わせる事はもちろん重要なんだけど、スイミーを必要とする社会じゃないんだな。



バンドも生なので、毎回全曲演奏。
小学生の頃(G5))から楽器を選択してBandの授業を受ける国だけあって、どの子供も音楽に親しむ下地がある。
自前の楽器で親しむ必要があるので、町の楽器屋で月当たりでレンタルし、最終的に選択する楽器が決まったらその楽器の残金を支払って買い取ることも可能。



国力とはこういう教養の差でもあるんだな、と思った。
教育のために、どのようなサポートを行い、それをどう受けらるかが浸透している。

個人の力で教養を積んでスイミーを目指させる教育と
Got Talentを拾い上げる地域ぐるみのサポートで教養を積ませる教育。


両方をうまく融合させることができればイイんだけどねぇ。