お針子 作業部屋

  帰国したお針子です

続・外壁物語

6月中旬に屋根・外壁の塗り替えが終了して半月経過。

屋根と西側の壁に使用した断熱塗料の性能はまだはっきりとはわかりません。
だって梅雨だからしばらくは様子見・・・(゜.゜)

しかし。
6月とは言え30℃程度まで上昇した真夏日も数日以上はあったので、
まだ暑さに慣れていないこの状態での感想を言うと、確かに
カンカン照りの西日が目いっぱい入る部屋でも窓を薄く開けておけばムワッとしない。

塗料自体の評判は、対費用効果(費用対効果が正しいのか?)として賛否両論だった。
二階西側の部屋の住人であるオットは
ワリと早くから「暑くなり難い気がする」と言っていたのだけれど、
お高い塗料を使ったから涼しいハズ!ってプラセボの可能性だってある。

塗装完了後2週間経過したのでちょっとだけ感想。
やはりワタクシも効果はある気がする。
西日直撃の時間帯に一階の北西側にある台所で夕飯を作ってる時や
ダイニングの掃除をしてる時(特に床拭き)、
暑いのが涼しくなったとは言わないけれど温度変化はあるように思う。

人間は快適さに慣れてしまうから、コレが普通になってしまって
真夏に同じように思うかどうかはまだ分からない。
安くはない差額の価値があるのかどうかは、これから10年の間で吟味。



最終的にお願いした業者さんは、全然安くない職人集団だったのだけど、
作業の間、毎日欠かさずにお茶の用意をしてくれたお礼にと
西側の面だけでなく、ダイニング部分の凸部分全体を断熱塗料で塗装してくれた。
また、
朽ちかけて脆くなっている部分を張り替えをするつもりだったウッドデッキは
そのままでも大丈夫と言われたのを真に受けて工事にかかってもらったのだけど
やはり足場組みの荷重で一部踏み抜いてしまった。
職人さんを危ない目に合わせてしまったと謝ったら、
「こちらの不手際なので」と板を5枚も張り替えてくれた上に
全体にキシラデコールを塗り直してくれていた。
こんなにサービスして上の人に叱られやしないか?と思ったら
現場監督もニコニコしてた。


あちこち手を掛けてくれたので、
最終日に、お疲れさまでしたとビールを一箱進呈したら
「めっちゃ嬉しい〜」と破顔し、こちらこそありがとうございましたと握手してくれた。
学校帰りのご近所の子供達にも挨拶してくれるような陽気な職人さん達は
終始オトコマエでした。


我が家の外壁物語は、
消費者センターに相談するようなコトにまで発展した業者選びの段階から
ココに一応のエンディングを迎えたワケであります。