お針子 作業部屋

  帰国したお針子です

テレビ観戦。

今日が最終日です。世界選手権。
昨日の男子FSは、うっとり(はぁと)の部分も大きかったのですけど
結果にはウンザリでした。


羽生選手のこのプログラムは、今の彼に本当にぴったり。
まず若くなければロミオにはなれませんw

イタリア語で解説がついてるんですけど、外国のスポーツチャンネルって
解説者が正直?なので、そのまんま感想がだだ漏れなんですよね。
日本の解説って静かなんだなぁ〜って思います。
で、動画サイトで誰かが翻訳とかつけてくださってると、
意訳だとは思うけどそれが超おもしろかったりする。*1

ま、オンナの持つ習性と言いますか。
オバちゃんになってくると、成長するもんが好きなんですわ。
出来上がったモノを愛でるのもいいんですけど、ご飯やったり毎日様子を見たりして
ちょっとずつでも伸びようとする「そのもの」を愛します。*2
犬でも猫でも花でも。もちろん人間も。


高橋選手の「Blues for Klook」はノーミス。
(本人はミスがあったと言ってたけれど)

昨年に見たのとちょっと違うカンジがするなぁ、と思ってたら
少し振りが変わってるみたい。
去年のはもっと、曲の節にあわせて踊るカンジだった気がする。
でも、今回のは気だるさが減った分、動きがスムーズでスケートらしいっていうか。
どちらにしろエロビーム炸裂してます。


日本人だから、やっぱり身びいきがあって日本の選手を応援してるのかもしれない。
でも、日本選手でも好みではないスケーティングのヒトはいますし
外国の選手でも思い入れのあるヒトやプログラムもあります。

ただ、ジャッジが素人同様であってはいけないと思います。
好みの問題であったり、大人の事情で配点をしてもらいたくないのです。

技術的な部分の減点や加点はジャッジのプロとして厳しく追及するべきだし、
芸術的な配点は、技術的な部分を技術だけで終わらせない付加価値として公平に与えるべきです。
これのどこがどうダメで、また素晴らしいのかを点数によって評価する競技なのに、
万人に明確で公平な基準があやふや過ぎてついてゆけません。*3
採点式のスポーツにおいて、最終的にはタイトルという結果でしか評価に繋がらないのに
ここまでグラグラと不公平感丸出しなのはフィギュアだけなんではないかと思うのです。


文句が出るほど好きなので、今晩も観ます。

*1:言葉がまずわからないから、適当なこと書かれててもわかんないし

*2:全ての女性がそうとは言いませんし、愛するあまり他所にはイケずになってしまうパターンもあります

*3:厳密にあるんだけど、ジャッジによってびっくりするくらいに不公平だったりする