帰国中です
7月中旬から一時帰国しております。
ネタ満載の帰国の途でありました。
プロムの件を書くと言いつつ、あんまりだったので自分の為に覚書。(笑)
英語がリミテッドな我が家のコト、チケットトラブルなんかあった日には対処できない自信しかない為、毎回日本語の通じる旅行会社で手配してもらっている。
仲介はそこそこ高額なんだけれど、トラブル回避のために、オットの会社からも利用を勧められている。
帰国当日の朝。
日本直行便に乗る為に、まずは地元空港から飛行機に乗って米国でも最大級サイズのオヘア空港に移動せねばならない。
普段は、朝6時半の便か11時過ぎの便しかないのだけれど、夏場の一時期だけ9時過ぎの便が増便されるようで、今回はそれを選択。
9時台の便なので、手荷物の預け入れやチェックインの時間を考えて、7時前には空港に着いた。
早速チェックインしようとするが、おねーさんの英語が全く聞き取れない・・・
ムスメを見ると、彼女にも聞き取れなかった様子。
「聞き直してよ」と促すと、次はムスメには聞き取れたようで「4」と答えていた。
ワタクシには全くわからなかったが「預け入れは全部で何個や?」という単純な質問であった・・・
引き続き「予約の便は遅れてる。チェックインするか?」と聞いてきたが、巻き舌で活舌が悪く、当然ワタクシには全く聞き取れず ムスメ経由。
何時か見ると11時と表示されている。
ぎゃー!?
東部時間の地元と 中部時間のオヘア空港では1時間の時差があり、空路1時間少々の距離のオヘア空港には、11時発で11時過ぎ着と言うマジカルなコトになるのである。オヘアからの日本直行便は13時過ぎの便なので、普通に発着すれば出国手続きのある乗り継ぎでも本来なら問題はないはず。
それなのに我が家がなんでいつも6時半の便に乗っていたかと言うと、アメリカの飛行機は定刻通りに出発しないコトなんかザラだから。
もしもオヘアまで飛ばない場合に備えて、陸路でも間に合う時間を想定していたのであった。
9時過ぎの便なら、4時間あるから多少遅延しても大丈夫かな?と、普段の用心深さが足りなかった・・・
少し思案してから旅行会社に相談してみると、
「機材トラブルで遅延しているようですが11時には飛ぶようなので、今現在の状況だとこの便を待つのが一番早いと思われます。イチかバチか陸路で向かわれますか?」と。
陸路で3時間半以上は確実にかかるのと、不慣れな空港に出国手続き2時間前に着くかと言われると微妙過ぎる。
提案通り、予約便を待つコトに。
数時間後。
常時発着便の11時過ぎの便がボーディングを始めたが、アタクシの予約便はまだ未着。
コレはおかしい、と再度旅行会社に連絡。
今から振替が可能かを聞くも「システム上、こちらには11時着で出ていますが・・・」と言うのみ。
搭乗手続きはおろか、ゲートに到着すらしていないのに。
11時過ぎの便が定刻通り飛び立っていくのを窓越しに眺めつつ、まだ到着すらしない我が搭乗機。
便の遅延に苦情を言うヒトも続出。
おそらく何人かは振替便として、さっき飛んで行った飛行機に乗っていった様子。
更に待つコト30分。
11時35分にようやくボーディングが始まる。
オヘア発日本行きは12時間を超える長距離便なので、足元の自由は確保したい一心で乗るプレミアムエコノミー。
万が一にでも日本行の飛行機に乗り遅れたら・・・考えるのも恐ろしい。
待ちくたびれた乗客たちは、サクサクと搭乗して11時45分離陸。
オヘア空港までぶっ飛ばしたようで11時35分頃に着陸した。
が、喜ぶのはまだ早い。
オヘア空港はとにかく巨大で、滑走路からターミナルまでの距離も半端ないのである。
しかしこの日は空港内の離着陸に乱れでも出ているのか、いつもより遠い滑走路だったのか、到着してから輪行すること25分ほど。
ようやくターミナルに接続。
下乗降機(正しい用語なのかは不明ですが、下車の意味で使われるそうです)を急ぐも、狭い国内機だった為に 持ち込み手荷物も機内に入る前に預けるシステムで、貨物から手荷物が出てくるのを待たねばならない。
13:05発の日本行は幸いにも同じターミナルだったが発着ゲートは左端から右端まで移動せねばならず、自分の荷物をゲットしダッシュしたのは12:30を回っていた。
もしも乗り遅れたらどうすればいいのか、走りながら旅行会社に電話を掛ける。
「当社の資料によりますと、到着発着ゲート間の移動には35分必要とあります。今ですと3分不足しておりますので、とりあえず頑張って走ってください」
夏休みで混雑するオヘア空港を、機内持ち込みサイズのスーツケースを転がしながら走る。
こんな状況でも諦めないムスメが頼もしく思いつつ、必死で走る。
ゴール!!
鶴丸のゲートが見えた時には、電話で喋りながら走ったので咽てしまい空港職員に「だいじょうぶか?」と心配されるレベルの呼吸困難状態。
13:00にはゲホゲホと咽ながら涙目でボーディングを済ませて機内に。
まずはコレで日本に帰れるとホッとする。
ムスメに「よう走ったねぇ」と言うと、
「振替便の手配がエコノミークラスやていうから。ソレは絶対イヤ!」って・・・
学生のくせに生意気すぎる。お前はもう少し苦労せぇ!と思わず言ってしまうのであった。
今回の帰国は、来年の帰国に備えて進学の為の情報収集と身の振り方の下調べがメイン。
本気の最終学年でっせ!