お針子 作業部屋

  帰国したお針子です

昨日は積雪8インチ

昨日は雪が降った。

温かい雨と風で芝生が青々したトコロに、また雪。

しまおうと手入れした雪用のブーツをまた履いた。

春先に着るものに困るのは、どこでも同じなんやなぁ。

 

渡米2年と9か月経過。

日本に居る時よりも身なりに気を遣わなくなった。

いや、身なりに気を遣うとかのレベルやないな。

オバチャン根性炸裂してても最低限必要と思っていた身だしなみのハードルが、日本のそとに出て著しく低くなったとでも言おうか。

日本ではショートヘアにして3か月に一度は美容院で髪を染め、化粧も普通にしていたが、コチラに滞在しているとまず美容室に行かない(行けない)ので髪を切れずに伸びっぱなし。*1

帰国するたびに一番初めにするのは、美容院の予約だ。笑

白髪染めは自分でするが、自分でやるから前の方ばかりで後ろの方の成果はわからない。

 

シニアグラスが手放せなくなってきたのが原因かもしれないけど。

伸びっぱなしの髪をひと結びにし、お金のかかっていない外見でウロついても誰も何も気にしないことに気付いてしまったので。笑

 

アメリカに住むヒトは想像以上にフレンドリーで、困ってるヒトには好意的な助力を申し出てくださる方が多いけど、基本的に他人のコトを気にしてないのは肌で感じる。

30代後半の頃「30代後半で二の腕放り出してノースリーブの服を着るなんて公害やで!」と友人と笑いあって自分を戒めたものだが、この国ではそれは何の問題もない。

最高気温が20℃にも達しないこの時期に、ノースリーブでブラ紐をのぞかせて、若い頃の中森明菜ちゃんのウエストくらいありそうな二の腕を晒しても、ソレは自分の健康の為に必要だからそうしているのであって、誰かに見せる為ではないんである。

「何見てんのよーっ!」by 青木さやか

 

着たいヒトは着るし、着たくないヒトは着ないだけ。

そしてそれを好ましく思う自分が居る。*2

 

まず自分が満足するコト、満足できる自分を手に入れるコトが必要なんである。

 

 

*1:ムスメとオットのはワタクシがやっているが、ワタシの髪は誰も切ってくれないんで

*2:や、20℃でノースリーブはあり得ないんやけどね・・・ワタシは日に焼けるから日本の夏でも五分丈袖ですわ・・・